- 日光門前に暮らす
(改めまして)とんでもないところに住んでしまいました

桜が咲きました。
日光門前に暮らし始めて10ヶ月目。ようやく桜の季節になりました。
庭の角に鎮座するこの大きな大きな枝垂桜.幹は畝り,変形し,隣には二荒山から移植したと言われるコウヤマキが並びます.(樹齢200年ほど?コウヤマキは上部を切断し、その幹がイスとして庭に残されています。)樹高13m,幹囲4.8m.エドヒガンザクラの一品種と言われています.江戸時代からあるとされる日光市最大級の枝垂桜.家を貸して下さっている大家さんのお宅が屋敷神のごとく大切にし,何世代にも渡り代々育んできた桜の木です.
この大きな桜の木の下に暮らし始めた頃は、梅雨の終わりでまだ葉が青々としていました。次第に葉が落ち、時には雪が降りともり、雪満開の雄大な立ち姿に感動していたのがまだつい先日です。
そしてついに桜が咲きました。昨日の朝方にはまだ咲きかけだった花々が日中の夏のような陽気で一気に満開になりました。普段は静かな家の外も、この桜を見に続々と人が集まる集まる。
改めて、とんでもないところに住んでいるな、と。 場所の力を感じた1日でした。
昨日は、NPOの方々や久しぶりに大学の先生方と、まちづくりや建築談義を。今日は、近所の若い坊さんや、ゲストハウスの愉快な仲間たちとお団子を囲んで小さな茶話会を。
朝から晩まで桜を眺めていた週末でした。